ざっくり分かりやすく説明する自分に合うマットレスの選び方

ざっくり分かりやすく説明する自分に合うマットレスの選び方

いざ自分に合うマットレスを買おう!と意気込んでも、どれを選べばいいのか分からない。
ポケットコイルとかボンネルコイルとか、調べてみてもいろいろ書いてありすぎてよく分からない。
もっと簡単に分かりやすく教えてほしい。そんな方にざっくりと説明をします。

いつまで使えるのか?耐久性を見る

マットレスを買い替える期間は知ってますか?
メーカーによって多少前後しますが、安いもので3年高い物で10年と謳ったりと様々です。
それぞれ使う素材によって、耐久年数が変わってくるので、基本的には値段に合わせて耐久度に差が出ます。
子供にベッドを買い与える場合、小学生から高校生までのおおよそ8~10年間ぐらいは使うだろうと推測されます。
大人がマットレスを買い替える場合においては、良いものに変えればもっともつのだろうと思われがちです。

マットレスにヘタレが見え始めた時はイエローカード

特に安めのマットレスを買ったケースに多いのですが、コイルではなく詰め物がずいぶんとへたって寝心地が悪くなってきた。
だけどまだ使えるから買い替えは先にしよう。と考える人が多いのです。
その状態で寝続けたらどうなるのか?当然体を痛める原因になりますし、腰痛持ちの人なら悪化してしまいます。
トッパーと呼ばれる薄いマットレスを敷いて凌ぐ手段もありますが、しっかりとしたマットレスに買い替えてしまった方が使用する期間で考えるとお得になります。
また、処分する際の手間を考えると尚更長い期間使えるものを選びたいですね。

マットレスは妥協しない

1日の睡眠時間は何時間とりますか?
健康的な生活をするなら、6時間~8時間程度が理想的ですよね。
でもそう考えると1日の約3分の1がマットレスを使用している時間です。
もっとも、忙しい方ならもっと睡眠時間が短いでしょう。
それだけ長い時間使うもの、短くてもかならず寝るものなので、マットレスの購入に妥協はしないようにしましょう。
睡眠の質を向上する事で、朝の寝起きもスッキリとし、疲れをしっかりとリフレッシュする事で1日の頑張りに大きな差が出ます。
睡眠だけでなく、生活の質の向上のためにもいいマットレスを求めるべきです。

どのマットレスを選ぶべき?

ボンネルコイルやポケットコイル、ノンコイルなど様々な種類がありますが、どんな人が寝るのか、どんな姿勢で寝るのか、どんな環境で寝るのかで選択が変わってきます。
あと、前提条件ですが安すぎるマットレスはやめておきましょう
たまに1万円の大特価マットレス!などセール品を見かけますが、本当に最低限の機能を持つマットレスなので耐久も見込めませんし、寝心地は悪くオススメ出来ません。
これはスプリングマットレスもノンコイルマットレスも同様に言えます。

実際に寝て決める

男女で骨格や体重も大きく異なるので、個人差があるのを前提としてお話します。
マットレスには様々な硬さが存在し、主に詰め物の差で決まります。
お店に実際に訪れ、いろいろなマットレスをしっかりと「寝て比べて」みましょう。
触るだけ、座るだけでは比較のしようがないので、しっかりと寝て下さい。
横になっている状態で、肩の辺りと腰の辺りがどれぐらい沈み込んでいるのか、そこでマットレスの硬さが実感できるはずです。
目安として、お尻と背中の間にある腰の空間がどれだけ埋まるのかを見てください
寝ている状態で指を隙間に入れようとしてみると、分かりやすいと思います。

寝返りをうつ

隙間の具合を確認したら、一度寝返りを打ってみましょう。
睡眠時間のうち何度かかならず寝返りをします。
寝返りは、血流が滞ってしまわないよう、睡眠時にも体を動かさなきゃ!と条件反射して打つものです。
その寝返りがしにくいほど柔らかいマットレスで寝ていた場合、寝返りする動作にも無駄な体力を消耗してしまいます。
そうなると、寝てるのに何だか疲れてる・・・という原因になります。
そこで、しっかりと寝返りのしやすいマットレスを選びましょう。
低反発すぎるマットレスや、あまりにも柔らかすぎるウォーターベッドなんかはとても寝返りがしにくかったりします。

通気性の確認

ここまで来たら後は快適に寝られるような仕様になっているかが鍵になります。
特にマットレスの通気性の良し悪しはチェックしておきたいポイントです。
寝姿勢にしっかりとフィットして、寝返りもしやすくピッタリなマットレスでも、通気性が悪かったら特に夏場に困ります。
湿気は上から下へ落ちていくもので、寝ているときの水分(汗など)はマットの内部を通過します。
通気性が高いものであれば、寝返りの動作で空気がマットレスの横から抜けて行ったりします。
逆に悪いものの場合、マットレスの内部に湿気がたまりカビの発生や、コイルならサビの原因にもなります。
アレルギーとか気にされる方は特に注意しておきたいところですね。

必要なオプションを考える

ここまででおおよその好みのマットレスが絞られるはず。
あとは、小さなお子さんが居る場合なら「洗えるもの」だったり、「抗菌作用」がしっかりとついてるものであったり・・・
はたまた、老後の事まで考えると「電動フレームに合わせて使えるもの」とかも必要条件ですね。
もちろん、マットレスだけでなくベッドパット、ベッドシーツ(ボックスシーツ)、隙間スペーサー、ベッドガードなどのアイテムもありますので、そちらの商品も合わせてご購入下さい。

有名メーカーの商品について

日本で有名なブランドだと「サー〇」とか「シモ〇ズ」とか「フランス〇ッド」とかあります。
ノンブランドの商品と比較すると、書いてある機能は一緒なのに割高な場合があります。
どうしてその差が出てくるかというと、有名ブランドの場合はホテルに実装されたり賞を得たりと実績があります。
それだけのブランド力と信頼と実績がある分、高くなる
わけですね。
また、無名ブランドでもしっかりと認定証を獲得しているケースもあります。
無名かつ認定証も何もないマットレスほど、そのマットレスは本当に大丈夫?と思いとどまってみるといいと思います。

おわりに

高反発や低反発、ファイバーやラテックスやらウレタンやらの文字を使わずにざっくりと説明させて頂きました。
実際に寝て比べてみないと分からないのは、マットレスもそうですがソファーも同じで見た目だけじゃ座り心地が分からないものです。
実際に触れられる機会があるなら、しっかりと触れて、座って、寝比べてみてください。
もちろん、この記事を見ただけで決めるのではなく、プロの店員さんに意見を聞いてみるのもいいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です